つれづれや食堂

飯田市の人曰く、
「新京亭」さんと「上海楼」さんは、飯田ラーメンの二巨頭だそうです。

飯田市の中心街にある「上海楼」さん。駐車場はありません。そこでウロチョロした「店主がお」は、近くにある市営駐車場にフェード・イーン！出庫するときにわかりましたが、1時間は無料なんですね（ホッ）

営業時間は11時から15時と17時から売切れまで。定休日は水曜日。
僕は早めに飯田市に着いたものですから、11時20分前にお邪魔。ルンルン気分（これって死語？）でお店に入ったら、ビックリ仰天（これも死語？）。すでに満席状態、ええっ！
なんとか相席をお願いできました。
あとで聞いた話なんですが、このお店、お昼の営業時間はいつもこんな状態みたいです。

お客さんの客層はマチマチ。
「どことなく近所の常連さん」、「もしかしてこのお店の評判を聞いてきた人（あっ、ここに「店主がお」も入っちゃいますね）」、「お仕事の途中にはここで食べますという人たち」、「赤ちゃんも一緒の三世代」などなど。

この風景は凄い！

スープはゲンコツのみだそうですね、だから血合いとか汚れはすべて熱湯で洗い流して、アクも全部出し切ってしまう、という手の込みようです。ここに薄口醤油と本醸造醤油をブレンドしたタレ。とてもシンプルな味です。
麺は自家製のモチモチ麺、これも「かんすい」を使わない、「重曹」を使っているとのことです。
この白い平内ち麺は、ここ飯田市の、飽きのこない、皆んなに愛されている、ふわっとした食感なんでしょうね。

具材はこれもシンプルに、ネギ、チャーシュー、そしてこれは「シナチク」っていいましたっけ。

そして注意をひとつ。
量がありますよ。ここのお店でこの「中華そば」を頼むときに、メニューを見てくださいね。
「並」と「小」があるんです。
「並」でこの量ですから、まずは「並」から。「大盛り」は自信のある方で。
だって、「並」で250gありますから。

現在は5代目だそうです。創業50有余年を越えている老舗。
美味しい。

ご馳走さまでした。

飯田市銀座3-1-1